ドイツ南部の巨木を訪ねる旅
2007年7月20日〜30日
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8日目(27日)
 バトルズのホテルは2泊したのですが、本当に心温まる小さなホテルでした。日本でいうと、キレイでオシャレな民宿とでもいうのでしょうか。今回の旅の目的のひとつだったので、大満足でした。
 朝、いよいよ出立という時に、宿のご主人にマーコス氏が自分体の行程を説明していました。ドイツの方でも樹を見てまわるなんていう旅はしませんからね。
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●ギンドロ(Populus alba)
・幹周り 6.1m 
・樹齢 500〜700年
 教会にあるギンドロを訪ねました。あちこちにこの木の子供が芽を出していました。大気汚染に大変強い木だとか。葉の裏はたくさん毛が生えていて、白いというか銀色に見える感じがします。
予定にはなかったのですが、ステファンさんの写真集にある木が少し足を伸ばすことで行くことができそうだということで、急きょ立寄ることになりました。樹種はナツボダイジュです。道路わきにあり、わりと頻繁に自動車が通ります。斜面なので幹周りをはかるのも一苦苦労。よじ登ってはかるのは、蟹江さんの塀内さんが専門です。後は、応援係りでしょうか。
ナツボダイジュ
・幹周り9m
・推定樹齢400〜600年

ミュンヘン植物園をガイドの方を頼んでまわりました。ガーデンはマーコス氏も老川さんも専門なのでどこか居心地がよさそうです。キューガーデン等はショップが充実しているので楽しいのですが、ここはショップはほとんどなく、ちょっと残念でした。
大きな葉っぱはガネラです。すっかり忘れてしまっていましたが、バンクーバの植物園で見たじゃないのといわれて、「そうだったけ」などと僕はいっていました。染野さんによると、Gunnera(グンネラ属)は世界に約40種あり。Gunnera tintoria コウモリガサソウです。南米チリの湿地帯に自生しているそうですが、日本ではなかなか栽培が難しいそうです。
とても暑かったのですが、サクラちゃんはアイスクリームを買ってもらいフル充電。とても元気です。それに比べ僕は暑い時のガーデンは苦手で、トヘトになっていました。
しかし、今日の夜はビールだぞと心ひそかに思っていたので、この暑さもすべてビールが上手くなるためだぞと自分に言い聞かせていました。

久しぶりの都会です。ミュンヘンは賑わっていました。多くの市民の方たち、大道芸の人、たくさんの観光客。こうした、田舎の方が好きで、巨木や美しい森を見てまわるのに喜びを感じている我々ですが、しばし都会の楽しさも味わいました。
ミュンヘンにくる観光客の定番的な場所ですが、ビヤホールに行きました。ホールブロイハウスです。ヒットラーがここで演説したんだそうですが、いまは、大騒ぎする所といった感じです。地元の音楽や、フォークダンスなどを見せてくれて、とても楽しい時間を過ごしました。ここで、家の母が踊っているのは久しぶりに見ました。びっくりです。
染野さん、蟹江さん、岩田さん、濱野さんなどが飲んでいるのはあたり前なのですが、この頃だんだん、大野さんが飲むようになってきて、だんだか楽しいです。すぐ赤くなりますが、この時は1リットルのジョッキを持って乾杯してました。
乾杯を何度やったかわかりませんが、ずっと笑顔で入れるのは本当に幸せなことです。本当に感謝、感謝です。
楽しさおすそ分け、動画コーナーです
夜も更けて、サクラちゃんもすっかりオネムの時間です。酔っ払いの日本人の大人に付き合わせてしまい、変な夢見ないといいのですが?
アガパンサス(Agapanthus)です。
南アフリカの原産です。
もう一つ、おまけです。