ドイツ南部の巨木を訪ねる旅
2007年7月20日〜30日
Top >> Menu >>
Top >> Menu >>
7日目(26日)
 宿泊したバトルズという町は温泉保養地として有名な所だそうです。ホテルに来る途中でいくつもの温泉保養地らしき建物を見ました。
 僕たちが宿泊したLandhaus Irisは本当に個人経営といった感じの小さなホテルで、ご夫妻が近所の方に手伝いを頼みながらやっているホテルでした。「小さなホテルに泊りたい」と当初からマーコス氏に話していたのは、アットホームなホテルは大好きだからです。朝の食事もご覧のとおり。一日、三回食べたくなります。
 部屋もどれもコンパクトでとても落ちついたホテルでした。
次のページ>>

 この日は今回のツアーの中で最も歩く行程になりました。ご覧のような道をてくてくと歩いてお目当ての樹に逢いにいきました。足の悪い家の母も何とか目的の樹までいくことができました。行程のちょうど真ん中辺りに小さな山小屋があり、ここで行きは一休み。もうノドがからからで、「ビール」とついついいってしまいます。どうも昼からビールが癖になりそうです。 帰りはここで昼食になりました。白いソーセージがバイエルン地方で有名なヴォイスホーストという名前のソーセージだそうです。
ソーセージは中々美味しかったです。粒々が入っているマスタードをくっつけて、すこしぴりっとさせて食べるのが、僕にはとても美味しかったです。
ヤグルマギク。ケンタウレアというのだそうです。よく見かけたのですが、ドイツの国花になっているそうです。
 キバナレンリソウ。日本だと伊吹山にしかなく、織田信長が植えさせたといわれている花だそうです。ここでは、あちこちで見ることができました。
サクラちゃんは、染野さんの肩車でご機嫌でした。
西洋カジカエデ(Acer pseudoplatanus)
●幹周り 7.4m
●樹齢 400〜650年
●樹高 15m

なんでもバイオリンを作る時に利用するそうです。こんなに大きければ、たくさん作れるかもしれませんね。

山道は結構距離があったので、皆さんちょっと疲れぎみです。だいたい、まっすぐ歩くというより、こっちに立寄り、あっちに立寄り、花々を見ながらなので時間がかかります。(右)

しかし、苦労の甲斐あって笑顔で記念写真です。(左)

写真を撮影するようになったサクラちゃんはうれしくてたまりません。染野さんのカメラを覗いては、はしゃいでいます。
さて、大野さんとどちらが傑作を作るでしょうか。
このページの最後に素敵な音楽を雰囲気だけですがお楽しみください。
この日最後に立寄った教会はヴィース教会といい、なんと世界遺産にも登録されている教会でした。ちょうど、コンサートが行なわれていました。じっと聞いていると涙が出てくるほどキレイでした。つくづく、クラッシック音楽は普段スピーカーから流れている物とは別物だと感じました。神々しいんですよね。順子さんに伺うと、やはりヨーロッパにいるとクラッシックを聞く機会が多く、それは生活の一部になっているようでした。