コスタリカの巨木を訪ねる旅
2008年1月10日〜23日
Top > ツアー報告一覧
 朝早く、有名なケツァールを見に行きました。これがいとも簡単に見れてしまったのですが、やはり貴重な鳥なので、あちこちで歓声が上がっていました。ガイドさんが三脚にテレスコープを付けてやつで、鳥を探しては僕らに交代で見せてくれます。肉眼でも見ることは出来るのですが、遠いのでやはりフィールドでは双眼鏡は必要だなと感じました。普段は巨木を見るだけだと、上の方についている葉が遠くて見えないので、双眼鏡でみるぐるらいですすが、鳥は鳥で見えると楽しいですね。朝から満喫しました。
ケツァールをについてですが、この鳥はガテマラの国鳥で、通貨の単位でもあると言うことです。また、マヤ族の聖なる鳥でもあります。イギリス王室の王冠にもつかわれているそうです。かつては捉まえると死んでしまうといわれていたそうですが、今は動物園で飼われているみたいですね。手塚治の火の鳥のモデルになったことでも知られています。
Top > ツアー報告一覧
Next Page >>>
3日目
つがいは一生、同じペアーで過ごすそうですよ。関心!! 関心!!
ただ、ちょっと複雑な関係みたいです。ケツァールは卵を産むと、雄の方は飛び去ってしまい、雌だけ卵を孵化させます。これが大体3月から4月です。この後、4月5月の雨期の時期に子育てをするのですが、雨期だ森は食料が豊富だそうです。そのご、巣立ちを迎え、母親と子供は別々になるのですが、秋になるとペアーは同じ森に帰ってきて、呼び合うことで相手を見つけるそうです。すごいですよね。見つけるんですから。たまに逢うぐらいが夫婦は新鮮でいいのだと、ガイドの下村さんはいっていました。
この鳥は15年ぐらいいきるそうです。食料は20数種類のアボガドだそうですが、ケツァールに食べられることで、発芽率は上がるということです。

関係者には怒られてしまいますが、僕はMACはほとんど食べません。ジャンクフードは苦手だと思っているからです。しかし、予定には無かったのですが、トイレ休憩でちょうど良い所がなく、MACに入りました。何も買わないと申し訳ないので、少し早めの昼食。MACの店内で食べる案もあがったのですが、近くの公園の木の下で食べました。この方がこのグループにあってますよね。近所の子供が遊びに来て、男性陣をからかっていました。
シェルぺでボートに乗り換えました。ここからちょっとした船旅です。ワンを渡って、コルコバードに行くワンてな感じです。救命胴衣をきってボートに乗っている所は難民みたいですけど、立派な観光客です。
マングローブの森はとても気持が良いのですが、どこか幻想的な感じがしました。トトロがいても不思議じゃない感じです。
動画コーナーです
マングローブの中をボートは進みます。
マレンコビーチに到着です。上陸はこんな感じです。荷物はトラクターが運んでくれます。ここは、夜は10時までしか電気がありませんし、シャワーは水しかでません。ちょっと、大変そうに感じるかもしれませんが、こういう所ほど、後々旅の思い出としては残るんですよね。上陸して、ロッジまでの階段を上がるのですが、そこでなんと葉切り蟻が僕たちを迎えてくれました。始めてみたのでとても感動です。ここは本当にすごい所でした。目が覚めて、ロッジから外を眺めると、ペリカンが編隊で飛んでいたり、ケツァールのつがいが目の前を横切ったりと本当に感動的なんですよ。何もかにもですけどね。蚊がいるかと蚊取り線香を仕入れたのですが、全くいませんでした。いいときも、悪いときもあるといった感じでしょうか。
動画コーナーです
葉切り蟻が歓迎してくれました。時々さぼっているやつがいて中々面白かったです。
レストランからの眺めです。美しかったです。ちょうど高台になっていて、ここから鳥などを眺めるのには最高です。
ロッジに着いたときに出迎えてくれたのは、ニショクキムネオオハシです。遠くの景色を眺めながら、しばし、時間を過ごしていると、自然の豊かさが身にしみてきます。こうした時間は旅に出て本当によかったなと感じるひと時です。