コスタリカの巨木を訪ねる旅
2008年1月10日〜23日
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 昨日は夜の便でアトランタから、コスタリカに着いたので、夜のサンホセは何が何だかわかりませんでした。朝、そのせいか目が覚めると、好奇心が湧いてきて、ついついホテルの前を歩いてしまいました。このホテルはグランホテルといって文化財に指定されています。室内は古いのですが、どこかおもむきのあるホテルです。ホテルの前は、国立劇場です。
 僕と同じように、朝、早く目が覚めてしまった方々が、ホテルの前を早速散歩しました。ちょうど、タベブイヤといわれる黄色い花が咲いていてとてもキレイでした。別名トランペットフラワーというそうです。後日、このホテルにもどったときは、もう散っていて見れませんでした。
セラデルムエルテではこんな車で山を上がりました。なんだか出稼ぎの一団みたいですが、ゆっくり走ってはくれたのですが、これがしっかりとつかまる所があるわけではなくチト大変でした。枝がせまってきたといっては「きゃーきゃー大騒ぎ」車がひどく傾くとこれまた「きゃーきゃーと」大騒ぎ。ちょっとした罰ゲームみたいな感じでした。もっとも、この車で山を登ってくれないとするとかなり歩かなくてはならないので、車に乗れて大助かりです。普段は、何をのせているんでしょうかね。
この車はトヨタのランドクルーザーですが、歴史を感じる程古いやつでした。まだまだ、現役で活躍していました。
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グランホテルは少し古いですが、趣のあるホテルでした。
タベブイヤはノウゼンカズラ科の木だそうです。
メラストマ。
Monochaetum vulacanicum ノボタン科の低木。
ブラックベリーです。
サンホセの町が見えました。向こうに見えるのはいらす火山。コスタリカ最高峰で、高さは3420mです。コスタリカは7つの県からなっていますがそのうち、中央の盆地にカルタゴ、アラフレラ、エレディアン、サンホセなどの県がかたまっています。識字率は96%とたかく、英語教育などに力を入れているそうです。我々のようにこの国を訪れる観光客は年間130万人にのぼるそうです。
最初に訪ねたセロでラムエルデでこのような巨木に出会いました。マキ科でPodocarpus oleofolousです。現地名はCipresillo。和名はアブラマキだそうです(染野さんレポート)。
幹周りはなんと19mもあります。びっくりです。

ガイドのお子さんが一緒について来たので、横に立ってもらいました。記念写真は広角レンズの効果で人間が大きく見えますが、実際は木の方が相当迫力がありましたよ。

初日からかの有名なケツァールを発見。本当かよと最初は思いましたが、始めてなのでひどく興奮しました。この写真は、双眼鏡にカメラを押し付けて撮影しています。撮影できるものですね。
動画コーナーです
シラムエア。歯がいたいときの薬になるそうです。
多羅葉の用に葉っぱに字が書ける木です。ちょっと、かきにくそうですがクルシアだそうです。
動画の再生には、無料ソフトのQuickTimeが必要です。WinもMacもOKです。
Ocotea tenera(クスノキ科)の実。これはケツァールが食べるということです。共生関係にあるのかもしれませんね。
ショップにもどってくるとケツァールの羽を店の人が見せてくれました。日にかざすと、輝いてとてもキレイなものでした。
車から降りて、小一時間歩いたのですが、今回の旅では最初のハイキング。足慣らしが終わっていないせいか少しつかれました。道の途中でランをみたり、木の説明を聞いたりと実り多い旅のスタートです。そこでであったのが、このQuercus costaricensis  現地ではロブレといわれています。幹周りは10.5mでした。ドングリができると言うことで、徳永画伯は興奮ぎみでした。
Columnea イワタバコの植物。(染野さんレポート)
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宿泊したサベグレ・マウンテン・ロッジは中々素敵なロッジでした。部屋によってはお湯が出ないとか、黒い水が出たという話も聞きましたが、まあロッジですし、本当に自然の中で作った宿泊施設なので、まあしょうがないでしょう。
レストランの脇にはハチドリ用のえさ場というか、蜜をあげるような道具がつるされていました。ハチドリは日本にはいない鳥ですが、羽ばたく姿は美しく、その羽の動きが速いことに驚かされます。
2日目