ここでの風景を目のあたりにすると「世界の酒を飲む会」の集まりかと思われるようなシーンですが、本当によくの飲むようになりました。大野耕一さんと出会った頃は、確か、一滴も酒は飲めなかったのですが、最近は大分修業を積んだ感じです。今回は酔っぱらった勢いでいつもの詩吟です。染野さんは小話を披露することになりました。


2日目
 二日目は黒部渓谷のトロッコ電車にのることから始まりです。朝、7時57分の早い時間にのったので空いていましたが、我々が帰るころは本当に込んでいて、欅平に上ってくる列車はほとんど満員でした。片道1時間半ほどの道のりでしたが、車窓からの紅葉を楽しむことができました。最近、すっかり鉄ちゃんになっている僕は、小さなジーゼル機関車がすっかり気に入りました。

 車窓からの風景と欅平で撮影した紅葉のカットです。キレイなものを見ると撮影しているのが楽しくなります。参加者の皆さんもたくさん撮影したみたいです。色どりの豊富さは日本らしい風景です。ちょっと前までスイスにいっていたのですが、あちらの紅葉というか黄葉はカラマツの黄色だけです。やはり、日本の秋の彩りは美しいですね。


【杉沢の沢スギ】
国の天然記念物に指定されている杉沢の沢スギにいきました。沢スギは根本から萌芽性が強く、伏状性があり、枝の発根力があるといいう特徴を持っています。栄養分の少ない所でいきているため年輪がとても細かいと説明を受けました。説明員の方が持っているのが100年ほどの年輪のスギで向って左が一般的なスギ。右が沢スギだそうです。2.7haほど残された所だそうですが、植物の種類はちがっていてもニュージーランドのミルフォードトラックのような感じでした。
 続いて、訪ねたのが“謙信手植えの松”です。本当かな。謙信植えたのかな……。と思いつつ散策。富山を代表するYKKの工場のすぐ裏手にあるこの樹は、形の整っている手入れの行き届いた木でした。
最近の黒松は松くい虫の被害でダメになっているものが多いのですが、この樹は
まだ元気です。天狗タケ?らしき大きなキノコが近くに生えていて、思わず村上さんをバックに記念写真。

 二日目最後の訪問地は「生地(いくじ)の遊水地です」海に近い所なのに、たくさんの遊水池があり、ここを回る観光客の姿が見られます。我々も数か所回ったのですが、少しずつ味も違い、楽しめます。おなかががぶがぶになってしまうので、たくさんは飲めませんけどね。

質問コーナー
 この日の最後は、質問コーナーです。生地の遊水地を周りながら、見つけたバス停の看板です。さて、この看板の字はなんと読むのでしょうか。地名なので難しいですね。この看板とおなじ名字の表札も見つけました。さてさて、なんと読むでしょうか。“よそもの”て読むのじゃないかなと当初僕も思ったのですが。あってたかな。

 答えは次ページの一番下に入れておきます。

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