バオバブ・ストリート
誰かに見つめられた 気がして歩き出すと、 しだいに自分のことを思い出した。 何が見たくて何がしたくて、そして、 自分のいる場所がどこかを。 あいかわらず空は大きく 風は静かに動いている。 僕はときどき 自分の名前も忘れて立ち止まり、 また思い出したように歩きはじめる。 それはいつも、この先に何かか゛ 待ってる気がしてならないからだ。
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・このページで連載していく詩と写真は、それぞれ一枚ずつ葉書になっています。
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