オーストラリア バオバブ紀行 | |||||||||||
2003年6月6日 ライター蟹江さん、巨樹画家の大野さんというメンバーで一路オーストラリアのキンバリーを目指した。空路は、ケアンズへまず行き、国内線でダーウィンへ、ここからグレイハウンドのバスに乗り継いで、バスに揺られること9時間。目指す今回の旅の拠点となるカナナラに到着した。 明日からは毎日バオバブをもて暮らすというのに、ホテルの前にある小さなバオバブでも心引かれる。 ガイドのリンとロビーで待ち合わせ、明日からのキャンプの機材の確認や、全体の荷物の料などをチェックする。 この町カナナラは近くのダムをつくる時に出来た比較的新しい町。 メインストリートを車で3分で通り過ぎてしまう。こんな町が、海外ではとても好きだ。 都会に暮らしていると気がつかないが、こんな小さな町だからこそ、ここに住んでいたいという人がいる。何が豊かなのかわからなくなっている時、そんな人たちの暮らしを見るのが楽しいからだ。 |
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翌朝、スーパーに1週間分の買い出しにいった。車でキャンプ地の近くまで行けるということで、ついつい買ってしまう。ヨーグルトなどはそんなに食べるはずも無いのに、ラズベリーだパイナップルだとたくさん買ってしまい、最後まで余ってしまった。なんとも、情けない話なのだが、キャンプにいくための食料を買うのはこの上なく楽しい。 ガイドのリンは日本食が大丈夫だというのでこちらも一安心。何でも台湾に英語の教師でいっていたことがあるということだ。 これで一日一回はそば屋、インスタントラーメンが食べられる。僕は海外の食事が本当に苦手で、そこで考えたのが一日一回でも良いから醤油味のものを食べること、そうすると後の食事はなにを食べても大丈夫というわけだ。 インスタントラーメンなどは日本で僕は食べることはほとんどない。しかし、海外の草原や森の中で食べるのはこの上なくおいしい。 |
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キャンプ地の近くの川でくつろぐ。 左から吉田、大野さん、ガイドのリン、ライターの蟹江さん |
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