spain

top>> ツアー報告一覧
 イベリア半島の80%の面積を占めるスペインは、北はピレネー山脈を隔ててフランスと接し、南は地中海を挟んでアフリカと向かい合う広大な国です。巨樹探しは昨年のポルトガルツアー終了と同時に始めたのですが、日本の1.3倍もの面積があるため、なかなか一度では回りきれません。スペインの巨樹写真家の数冊の本を元に、現地と何度もやり取りして、とくに魅力的な巨樹のある4つの地域を選びました。

 スペイン南部アンダルシア地方のマラガは、国際的なリゾート地コスタ・デル・ソル(太陽の海岸)の玄関口として賑わう商業都市。パブロ・ピカソが生まれ育った町として知られ、生家やピカソ美術館などのゆかりの場所が多いところです。オヘンはこのすぐ近くの緑多い静かな町で、ここには幹周り14mというスペインで最大の西洋栗の木があります。
 地中海に面したバレンシアオレンジとパエリアで有名なバレンシア地方のエルチェは紀元前にイベリア人によって築かれた歴史の古い町で、市街にはカルタゴ時代に起源をもつヤシ園があり、7本の幹を持つ不思議なヤシを始め、約10万本のヤシが群生しています。ここから北東120kmに地中海に飛び出るようにあるのがハベアの町で、ここではポルトガルのオリーブを凌ぐ幹周り10mの古木が見られます。
 アンダルシアとバレンシアは地中海性気候のために、一年中温暖な土地で降り注ぐ太陽が魅力的なところ。1月の旅でも東京より5~10℃は温かいです。

  セゴビアはマドリッドから北西へ95km、標高1002mの高地に位置する城塞都市で、15世紀にはカスティーリャ王国の中心地として重要な役割を果たしました。ローマ人が築いた巨大な水道橋など、いたるところに古城や廃虚が残っています。また、ここにはディズニー映画の『白雪姫』の城のモデルになったエレガントなお城があります。切り立った崖の上に立つアルカサルは見どころのひとつでしょう。標高が高いところでもあるので、ここだけは冬支度が必要になります。1月の日本の服装そのままでいいと思いますが、さらに帽子や手袋などをお持ちいただけると安心かもしれません。
 そして、今回のハイライトはカナリア諸島のひとつテネリフェ島(ガラチコ)です。スペイン本土から南西へ1000km、アフリカ大陸から西へ100kmのカナリア諸島は「大西洋のハワイ」と呼ばれる島々。とくにテネリフェ島は首都が世界遺産に登録され、スペイン一高い3718mのテイデ山があります。樹高45mともいわれる竜血樹が有名ですが、マデイラ島よりもさらに多くの固有種が残り、ラウリシルバ(月桂樹の原生林)も残されています。
 このほかにも、今回は染野さんに協力していただいて、できるだけ珍しい樹種が見られるようにさらに手配中です。また、ホテルもパラドール(古城ホテル)など団体旅行では泊まらない個性的なホテルを探していただきました。日程表からホテルのURLをクリックしていただくか、ホテル名を検索して連絡先などをご確認くださいませ。

日 程

2012年1月16日(月)〜27日(金)

日 程 表

日程表 PDF enter

参 加 費 用

おひとり442,000円
ひとり部屋希望の方は、7万円プラス
ほかに、燃油サーチャージと空港税等が40,000円かかります。

旅行代金に含まれるもの

旅行日程に明示した飛行機代金と列車代金、専用バス代金
旅行日程にある宿泊代金(二人部屋利用)
旅行日程の朝食代金 
現地スルーガイド代金、宿泊代金

キャンセル料

・旅行開始日の20日前から8日前まで15日目以降3日前まで  旅行代金の40%
・旅行開始日の7日前から前々日まで  旅行代金の60%
・旅行開始日・旅行開始後または無連絡による不参加 全額

申込み方法等

メールまたは電話にて、幹事 蟹江節子(または吉田繁)までご連絡ください。
※お申込み順に航空券の手配と部屋割りをいたします。
(おひとりの参加で二人部屋ご希望される場合など、お早めのお申込みから優先させていただきます)

蟹江節子 E-mail アドレス
携帯 090-8582-8843

吉田繁  E-Mailアドレス
携帯 090-8874-6824

その他

ツアーは、任意団体「世界の巨樹を見に行く会」が行う、手配旅行です。
あくまで自己責任で催行するものです。

 

 

 

spain

spain

spain

spain

spain

spain

spain