コスタリカの巨樹と3種類の森を訪ねる旅
2009年1月8日〜19日  
世界の動植物の5%が集中する
奇蹟的ともいえる自然の宝庫
 自然保護の先進国であるコスタリカの面積は、日本の7分の1。九州と四国を合わせた面積より小さいく、世界の陸地のわずか0.03%にしかすぎません。にもかかわらず、この国には地球上の全動植物種の5%が生息しています。鳥類・蝶類・ランは世界の10%以上と驚くべき値です。この奇蹟的ともいえる生物の多様性によって、コスタリカは「中米の花園」あるいは「中米の宝石」と呼ばれてきました。

 世界屈指の動植物の宝庫であるだけでなく、海岸から標高3,000m以上までその景観はじつに変化に富んでいます。ジャングルの熱帯雨林、高地の熱帯雲霧林、低地の熱帯乾燥林、マングローブ林とさまざまな自然環境にあふれています。

 今年1月にコスタリカを訪れたところ、そこにはたくさんの巨樹もありました。これらは日本のみならず、世界的にもほとんど知られていない巨樹ばかり。樹種としても知らないものばかりでした。

 ホテルも快適で、どこに行ってもお食事もおいしく、木々にはこれまでみたことのない美しい花々も咲いていて、予想以上にすばらしい国。ツアーに参加したみなさんにもとてもご満足いただき、自分自身本当に感激してしまいました。これまでのツアーでいちばんといってもいいかもしれません。

 というわけで、どうしても自分でもまた行きたい、こんなすばらしい体験をもっといろんな方々にしてもらいたいと思い、今年に引き続き、来年の同じ時期にツアーを企画いたしました。とくに巨樹好きな方にはぜひ行っていただきたい国です。

3種類の森に幹周20m級の巨木が立つ
知られざる巨木王国コスタリカ
 コスタリカでは、2004年から「並外れた木」を毎年1本ずつ選んで表彰しています。1月に行ってみて実感したのは、コスタリカはじつは巨木王国だったことでした。

 並外れた木ではなくても、コスタリカの秘境といわれるコルコバードには幹周り30mを越えるような圧倒的迫力の巨樹があります。また、見たこともない不思議な樹形の巨樹もたくさんありました。

 巨樹のある森では同時に、ナマケモノやホエザル、ケツァールやモルフォ蝶、色鮮やかなハミングバードや野鳥など、さまざまな動物や昆虫、鳥類にも出合うことができます。

 ツアー中には小さな小学校を訪ねて、伝統舞踊を見せてもらい、一緒に給食をいただくという地元の人々との心温まる触れ合いの時間もご用意しています。ほかにも、温泉リゾートでくつろいだり、伝統的な民芸品の村を訪ねる時間もつくりました。

 巨樹、鳥、昆虫好きの方だけでなく、自然が好きな方、心に残る触れ合いの旅をしたい方などにも、きっと満喫していただける旅になると思います。
7、8日目に宿泊予定のモンテベルデ自然保護区近くのHotel El Bosque。コスタリカのホテルはだいたいどこも広くて、美しい緑に囲まれています。コテージスタイルのお部屋ではゆっくりとくつろぐことができます。また、お食事は新鮮な野菜がたっぷり。ライスもありますし、お肉もお魚も日本人の口に合うたくさんのメニューがバイキング形式で用意されています。外国に行くと日本食が恋しくなるという方もコスタリカでは食事のストレスが全然ありまん。
世界一美しい鳥ケツァール。コスタリカではこのほかにも色鮮やかなハチドリなど850種の野鳥が見られます。これはアメリカとカナダで見られるよりも多い数です。蝶は世界の1/4が見られ、アフリカ大陸全体よりも多くの種類がいます。ちなみに今年は何度も間近でケツァールを見ました。
アレナル山の麓にあるタバコン温泉リゾート。流れる川全部が適温42℃という天然温泉。広い温泉で疲れを癒して、後半の旅を楽しみましょう!!  
★マップの拡大図はこちらです。コスタリカ地図を参照していただきながら、ご案内と日程表をご覧ください。
手つかずの熱帯雨林に囲まれた秘境コルコバード。道路がなく、海からしか行けないため、まるで無人島のよう。聞こえてくるのは鳥や動物の鳴き声だけ。ロッジにはカラフルなコンゴウインコやサルが現れる極めつけの楽園です。コスタリカ人も憧れのエコロジカル・エリアで、迫力ある巨樹が見られる深い森があります。
ツアー4日目コルコバードで見るマメ科の巨樹です。この板根を見れば、幹周りはいわずもがなですよね。1時間半ほどゆっくりとトレッキングして行きましたが、深い森で見た青く輝くモルフォ蝶は夢のようにきれいでした。
グァテマラの国樹セイバ(学名/Ceiba pentandra)はカポックの木。7日目に見る巨木で幹周り24.5m、樹高57m、樹齢500〜600年
モンテベルデ自然保護区は標高1,500mにある雲霧林。モンテベルデとは「緑の山」。雲霧林という名前はしばしば森中が霧に覆われることから。エコツーリズム発祥の地であり、保護区内には400種以上の鳥類、578種の蝶、500種のラン、100種の哺乳類、51種の両生類がいます。
幹がうろになっていて、このなかでピューマが雨宿りしたといわれています。とにかく大迫力。いまにもピューマが出てきそうな巨樹でした。幹周り19mのマキ科シシンです。コスタリカ到着の翌朝、この森で私たちはケツァールを見ました。巨樹さえ見られればいいと思っていたのに、その美しい姿は本当に感動してしまいました。
モンテベルデ近くの小さな幼稚園兼小学校。子どもたちが伝統舞踊を見せてくれます。5歳の幼稚園生から6年生まで、みんな一生懸命でとてもかわいかったです。
教室で1対1で絵を描いたり、折り紙をしたりしたあとは一緒に給食をいただきました。この給食も本当においしかったです。食後のデザートまでいただき、忘れられない思い出になりました。
 コルコバードからの帰路で乗る飛行機は19名乗りです。また、11月に雨期が終わって道路状況がよくなったうえに、森もまだみずみずしいというこの時期はコスタリカ旅行のハイシーズン。居心地のいいホテルを予約しているため、部屋を確保するのもむずかしいものがあります。
 ですので、誠に申し訳ありませんが、お申込みは先着順にて18名で締め切らせていただきます。すでに5名様のご予約をいただいていますので、お早めにお申込みいただいたほうが確実です。勝手をいって恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
先着18名限定のツアーになります
お早めにお申込みください!!
★日程表はこちらから
★日程は今年1月のツアーと同じです。訪ねる巨樹のデータや写真、旅の詳しい様子は2008年のツアーレポートをご覧ください。
★いままでの海外ツアーの様子はこちらのページからご覧いただけます。
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蟹江さん制作分
こちらのサイトです
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