「世界の巨樹を見に行く会」のツアーでは、過去2回のマダガスカルツアーをやってきました。3回目の今回は、いままで行っていない北部の町ディエゴスアレスも訪ねることにしました。T字形の変わった形のバオバブや、トゲトゲの山で有名なツィンギーなどを訪ねます。マダガスカルにしかいない原猿類なども見学する予定です。
また、前回のツアーでも行っているのですが,マダガスカルで一番大きなバオバブがあるムルンベ近郊や、海の近くにあるためズングリ形に変形しているバオバブが地平線を埋めるように並ぶANDAVADAOKA(アンダバダボカ)を訪ねます。この地域はとてもおもしろい形のバオバブが多いので今回も訪問することにしたのですが、これまでのツアーでも見ていないさらに巨大なバオバブや変わった形のバオバブがありそうなので、探してみようと思っています。ツアー中はなるべくフリーに動ける時間を現場ではたくさんつくりたいと思っていますので、ゆっくりと散歩しながらご自分の一番好きなバオバブを探していただけることと思います。
さらに、今回は、本来ならムルンベから首都のアンタナナリボへは飛行機で戻るところを、ムルンベからは車でTulear(チュレアール) まで南下します。この途中でも変わったバオバブがたくさん見れるということなので、まだ誰にも知られていないおもしろいバオバブをぜひ探してみたいと思っています。
なお、昨今のユーロ高や原油高で驚くほど海外ツアーの金額が上がっています。でも、今回はあえて、金額を安く抑えるために日数を少なくしたり、無難な観光地だけを訪ねるような設定にはしませんでした。滅多に行ける場所ではないですし、マダガスカルの場合には往き帰りの移動日だけで3、4日は取られてしまい、現地の滞在日数が少なくなってしまうからです。期間を短くして参加費を抑えることを第一にするよりも、ちゃんと行く価値がある場所を入れ、旅自体もたっぷりと楽しめるようにあえて長期にしました。いつものツアーのように、現地での時間をゆっくりと楽しみ、そのぶんたくさん感動していただきたいと思っています。
最大のバオバブ や 珍しい動植物 を訪ねる旅
08年10月6日(月)〜18日(土) 計13日間 |