ニュージーランド 巨樹探訪ツアー 06年12月4日(月)〜12日(月) 報告
ワイポワでカウリの巨木と記念写真です。

記念写真はこちらから、右クリック(MACはControl+クリック)でダウンロードしてください。
写真1.IMG_0283  写真2.IMG_0284

2006年12月4日から16日までニュージーランドのツアーを行ないました。
今回の問題は北島には巨木があり南島にはありません。したがって、北島には行きたいのですが、美しい森で有名なミルフォードトラックも魅力がありここにもいきたかったのです。あと、年末も近い事なので旅行の日程をあまり長いものにしたくありあませんでした。そこで、予定を旨く調整して、北島にも南島にもいけるように9日間の日程をくみました。
北島の巨樹の代表格はカオリです。しかし、現在のように伐採禁止になる前にかなり切られてしまい、現在は4%しか残っていません。現在ではスワップカウリと言われている埋没木のみを掘り起こしたものを利用し工芸品などが作られていますが、あとは厳重に保護されています。
ニュージーランドではこの地域に旅行する人は決して多くは無いでしょう。しかし、太古の姿を見せているといってもいいワイポウワ・フォレストは一度は訪ねる価値が十分ある所でした。今回のツアーでは、お昼をスーパーでお弁当を購入して、森の近くでみんなで食べました。これがとても良かったですね。


ニュージーランドで現存する最大のカウリ、
「タネマフタ」です
クイーンズタウンを散策中
一方、南島のミルフォードトラックはブナの森です。北島のカウリの森とはまるで違いました。春だというのにずいぶん寒く、手袋や帽子を急きょ買い込んだりしました。南島の方は英語のガイドさんを頼んだのですが、僕たちがあまり熱心にいろいろ聞くので結構困っていたかもしれません。いい加減な事言えないですからね。森にまで植物図鑑を持ってきて、名前など熱心に調べてくれました。ただ、植物に熱心なことよりも、「このグループは、ずっと森の中で笑っていて、本当に楽しそうだ」といっていたので、その辺が僕たちの印象だったのだと思います。
森を楽しんでいる瞬間、瞬間は一人の行為なのですが、やはり一緒にいる方が食事の時など楽しいですし、植物の名前を聞いている時などは、わからないとすぐわかっていそうな人に聞いたりするので、これまた楽しいですね。ツアーは一人では体験できない、そんな楽しさを味わう事が出来ます。

大野さんが「タネマフタ」と描いているところです。大き過ぎたので上だけ先にかいています。
こちらの方は、ガイドのアービイさんに質問をしている所です。
タネマフタを見た時の皆さんの感動ぶりです。大きいですからね。実際に見ると。