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二日前が、季節の割にものすごく寒かったのでどうなることかと思っていたのですが、この日は快晴。歩いていると、ポカポカ体が温かく、上着を一枚脱いで歩いていました。
当日は、等々力駅で集合し、等々力渓谷へ。区内唯一の渓谷を散策。すぐ上に環状八号線などの大きな道路が通っているとは思えない緑深いところでした。水が染み出た崖地で、渋谷という地域の語源になったという、鉄錆色の地層も教えてもらったりしました。また、ケヤキはこうした谷の下部の土壌の深い立地に生える木だと聞き、のびのびと育っている沢山のケヤキを眺めました。
善養寺の大カヤの木を見に行きましたが、前回行った時よりも石の置物が増えているようでした。
染野先生そっくりのおきものも発見。また、大カヤばかりで前回は気が付かなかったのですが、レッドウッドの巨木も発見、こちらは成長も早いようで、これからどんどん大きくなるなと話していました。
九品寺の閉門が1630なので急いで移動。イチョウの黄葉は、少しピークを過ぎていましたが、こちらの大カヤもとても樹形が綺麗でした。上品、中品、下品、すべての観音菩薩があるのは珍しいということで仏像を拝見。手の形がそれぞれ違っていて、その意味を調べてみたくなりました。
次回の植物セミナーは4月ぐらいにと考えています。
ケヤキの落ち葉をひろう。ニレ科の木は、葉の表面がざらつくのが特徴。
シロダモ、クスノキ科の樹木。葉っぱの裏が白い。
渓谷沿いにはセキショウが沢山群生していた。
ツバキはやや乾燥した立地によく育つ。
不動尊ではイチョウがいい色に黄葉していた。
マダケの節は二本だけども、孟宗竹は1本。マダケは釣竿などになる。
善養寺では染野さんにそっくりの置物を発見。
善養寺にはレッドウォッドもあった。世界で一番背が高い樹として有名。
善養寺の大カヤ。カヤは成長が遅い。このカヤは高さ18m、幹回り6m。下の方が枝垂れていて見応えがある。
玉川野毛古墳にはエノキが元気に枝を伸ばしていた。
東京にこんなところがと・・・。渓谷の斜面下部の土壌の深い立地にケヤキが伸び伸びと生育している。
九品寺の境内はちょうど秋色に染まっていて、イチョウの黄色や、モミジの紅葉がとても綺麗だった。