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とうとう32回目になりました、染野さんの植物セミナー。久しくお休みでした。1年ぶりですね。府中という、割と都心に近い場所で、たくさんの木や植物の勉強をしました。桜は終わって間もない時期でしたが、歩くには暖かく、ゆっくりと勉強できました。



シャガ アヤメ科

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春に一斉に咲き出すシャガ。中国原産で日本には古い時代に入ってきたそうです。日本のものは3倍体のため種ができないのだそうです。走出枝でどんどん増えていきます。面白いのは、葉は単面葉と言って、ちょうど、葉を折りたたんで一つにしたような二つ折になっています。

クヌギの花

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大昔、この木の実を煮出したもので染めた衣服を庶民は来ていたそうで。他の木々の葉が茂る前に花から花粉を出し風で飛ばします。


アズマネザサ

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関東ではもっともポピュラーな笹です。花が咲いていました。珍しいですね。

ヒガンバナ

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このもしゃもしゃの草を見て、名前がわかる人は相当、スペシャルな人だと思う。これはヒガンバナの葉です。秋に花が咲くころには葉は消えています。


シキミ

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シキミはお墓によく似合うと思ったら……。先生、曰く、「シキミは全体に毒があり、墓地によく植えられるのは、昔は土葬だった時代に死体をあさりに来る、狼や野犬を避けるためだとか、葉や枝を燃やすと死臭を消すほどの強い匂いを放つから」とか言われています。
和名は実に毒があるから“悪しき実”からシキミに転じたとも言われています。
なるほど。

イチョウ

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現存する動物でイチョウの実を食べる動物は、人間以外いないそうです。原始的なこの木の実を太古の恐竜達が食べていたのかもしれません。
恐竜がいた大昔にイチョウの仲間は繁栄し何種類もあったそうです。それが現存するイチョウ以外は絶滅したので、イチョウは“生きた化石”とも呼ばれているそうです。老木になるとその形から乳と呼ばれる気根が垂れてきます。母乳が出の少ない母親は母乳が沢山出るように気根の垂れているイチョウの木に願ったとか。雄の木でも気根がる場合もあり、気根のあるなしで雄雌の判別はつかないそうだ。


クスノキの紅葉した葉

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春、クスノキは新芽を出し葉が展開すると、古い葉を落とす。
この古い葉が、紅葉しているわけだ。
見上げると、新緑の若葉。足元は紅葉。
日本の四季を味わうと、本当に美くしいと思う。


大国魂神社の社叢林のケヤキの巨樹

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傷ついた部分をカバーするように、コブになることが多いとか。しかし、巨大なコブですね。


大國魂神社の御神木のイチョウ

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なかなか見事ですが、イチョウの巨樹は全国に沢山あるので、これぐらいだとランキングには入らない。でも見事なイチョウです


春の便りもあちこち

ドウダンツツジの可憐な花

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新緑も紅葉も美しく花も咲き、刈り込みにも強く、庭木としては重宝だとか。

 

アケビの花

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花びらのように見えるのは萼だそうです。
秋に成る果実は甘く、時々、八百屋で見かけます。
蔓性の低木で、蔓を編んで椅子や籠などを作るのだそうです。


マグノリアの説明

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