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朝、集合時間の800より前、810には東京駅丸の内の集合場所に行ったのですが、すでに染野さんは来ていました。
「おはようございます。今日の行程なんですけどね・・」
細かく、調べていただいていて、植物セミナーの行程を心配することは何もありませんでした。いつもながら、感謝です。
最初に訪ねたのは「府馬の大楠」。クスノキといっても本当はクスノキではなくタブノキです。横に、大正15年に国の天然記念物になったという石碑がありました。家のお袋を連れて行っていたのですが、「私とおなじ年だ」といって嬉しそうにしていました。イヌグスとも言われていますが、確かに間違えやすいでしょうね。
その後、飯高壇林へ。ここは元祖大学といっていい所。徳川家の庇護もあったそうですが中はなかなか立派。桧皮ぶきの屋根は本当に見事でした。こちらで昼食の後、中を散策したのですが、中には樹齢500年程かとおもわれる大きな杉の巨木もあって、見応えがありました。
更に、NHKの「平清盛」などのロケで使われたそうですが、スダジイの見事な巨木がありました。
最も、県指定の文化財にも、もちろん国指定の文化財にもなっていませんが、なかなか見事で、写真を撮ったり絵をかいたりする人にはお勧めです。
その後、安久山のシイに。個人宅ですので、事前に連絡を染野さんがとっていてくれた関係で、とても歓待してくれました。
この木の前を姫ボタルが飛ぶというのを聞いて、来年はぜひ来たいなと考えています。
このシイノキを訪ねるのは実は僕は三回目なのですが、いつ見てもすばらしい姿だと思います。
こちらのお宅では、巨樹以外に、里山を見せて頂いたり、築100年を越える母屋を見せて頂いたり、めずらしい食べられるほおずきを見せて頂いたり。
それから、お茶を出して頂いたり、バームクーヘンを出して頂いたり・・・・スイカが・・・
帰りには、ジャガイモとトウガンをいただき、頭が下がりっぱなしでした。
感謝,感謝です。
巨樹が取り持つ縁でお会いできて本当に善かったです。しかし、やってもらい過ぎで恐縮しっぱなしでした。里山を抜ける風が、夏の暑さを忘れさせ気持ちよかったです。
「5月のコンサートやるときは来てくださいね。」
毎年、5月にクラッシックのコンサートをやっているとか、ホールではなくこうした大きな木の近くできく生の演奏はきっと格別でしょうね。
染野さんに、何から何までセットしていただいて、良き一日でした。
帰りに、新横浜まで東京から新幹線に乗車。直ぐにつくのですが、家のお袋はすやすややっていました。気持ち良さそうでした。
時間の流れが気持ちいい、巨樹ツアーでした。次回セミナーは、年末にやろうかねと話しています。染野先生、お願いしますね。

 
安久山のしい
「安久山のシイ」これだけ見事なシイも少ないですね。
飯高壇林
飯高壇林には見事な杉の樹があり、僕たちを見下ろしていました。
府馬のクス
「府馬の大楠」クスノキではなくタブの木です。
府馬のクス
大正15年に記念物になったみたいですね。
飯高壇林 安久山のシイ
飯高壇林の見事な桧皮ぶきの屋根。姿がキレイです 「安久山のシイ」このまえをホタルが飛ぶとは。見たいです。

 

 
平山家
100年以上前のおたくで贅沢に木が使われていました。なかでも床の間の黒柿は僕は見たのが初めてでした。
平山家
お土産にと、沢山のジャガイモとトウガンを貰いました。こんなにいただいて、申しわけない。
杉
「松山神社の大杉」小学校に車をとめさせてもらいました。

 


「安久山のシイ」は平山家の敷地内にあり、管理もきちっとされています。お金のことを、いうのも一寸変なのですが、300円で入れて頂いたのですが、3万円ぐらいの満足感でした、
そのぐらい居、至れり尽くせりでした。

 

記念写真ダウンロード >> Downloads>>
30Mほどのサイズです。

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