tiop

Top >>

爆弾低気圧が来るということで一週間延期された[染野さんの植物セミナー]ですが、この日は本当に天気がよく、セミナーにはぴったりの天気でした。
歩いているのが気持ちよく感じる日でした。
新宿御苑でのセミナーはもう何回目になるでしょうか。何回いっても見所のある場所です。
歩きながら次々と話を伺うのはいつものことなのですが、ドンドン忘れるのもいつものこと。ダメ生徒はよくなりません。
まあ、印象に残ったものだけつれずれにはなすと、最初はハンカチの木ですかね。白いハンカチのように見える部分は苞で、それがひらひらと舞い落ちていました。
学名はDavidia involucrata。属名のDavidiaとはこの木を発見したフランス人の名前で、この人はパンダを発見した人としても有名です。
トチノキと西洋トチノキ(マロニエ)、新芽がべとつくか否かで見分けます。
ラクウショウは回りに気根を出します。これは原産地が湿潤地なので呼吸をするためだそうです。この根をまもるために、木道がで来ていました。
桑の木やカジノジキの実も見ることができました。
推定樹齢100年以上のハクモクレン。国内では最大のものだそうです。かつて大名屋敷だった頃からあったのかもしれません。一ヶ月前なら、花が見れたみたいです。
松の所では、雄花と雌花が同時に見れ、昨年できた実を一緒に見ることができました。
タギョウショウはアカマツの品種で根元から沢山の幹が分かれます。日本庭園にはよく似合い沢山の人が木の周りで寝そべっていました。
最後にベニバナトチノキをみにいきました。ちょうど咲いていて、この木はヨーロッパ原産の西洋トチノキ(マロニエ)と北米原産のアメリカトチノキを掛け合わせたものだそうです。トチといえば山では澤筋にたくさん見受けます。そして、蜂蜜がとれることで有名ですが、この木からもとれるんですかね。
次回は、9月末ぐらい。バスツアーで千葉の北方面に行く予定です。久しぶりのバスツアー。
車でないと行けないような場所に行きます。


記念写真 ←プラタナス前で記念写真。久しぶりに大野さんもお見えになりました。
記念写真 ←国内最長寿といわれるプラタナスの巨樹をみながら解説を聞く。
 
ハンカチの木
足元には無数のハンカチノキの苞

ハンカチの木
見上げるとハンカチノキの白い苞かひろひろと揺れていました。

ラクウショウ
ラクウショウは根をいためないように木道が作られていました。

ハンカチの木
ラクウショウの特徴はこの気根です。形がユーモラス。

花
□ムラサキカタバミの花

花
□ヤマグワの果実
フジの花 ←フジの花
←ミズキのお話です。
←フジの花のお話です。
←蟹江さんが作った動画です
松
↑タギョウショウです。株立ちの姿はとても美しいです。こんな木陰で寝そべってみたいですね。

トチの木
↑ベニバナトチノキの花。西洋トチノキ(マロニエ)と北米原産のアメリカトチノキのかけあわせてできた木です。

花 ←ハクウンボクの花 Styrax obassia エゴノキ科エゴノキ属
エゴノキそっくりですね。でも,葉っぱが少し小さいかな。種子はヤマガラなどが好んで食べるそうです。
topへ >  世界の巨樹を見に行く会> 過去のツアー>