天気は快晴。風が強かったですが、気持ちいい散策になりました。最初に行ったのは、鳩ノ森八幡神社。将棋会館が近いと言うことで、将棋の駒を祀っていました。境内には、富士塚があり、なんでも東京で一何古い、富士塚だそうです。1789年に作られたとか。江戸時代の富士信仰を名残を垣間見ることができます。
明治神宮に進み、今は、鬱蒼とした森ですが、ここはもとは何もないところ。本多静六さんが考えたと言う100年構想の森は今はすっかり森の形を成しています。当時の首相・大隈重信が杉や檜の針葉樹の森にせよと命じたのを反対し、将来、この土地に適した照葉樹の森になるよう提案したそうです。
東京中から、重機もない時代に、多くを人力で頼りつつ、苗を集めたのだから、本当に大事業だったんでしょうね。北口にある、イヌマキは、板橋からで、天理教の人たちがお題目を唱えながら運んできたそうです。
明治神宮の、鳥居は台湾檜で、固定せずに立っているそうですが、それゆえ、地震でも上手に力を逃して立っていられるのだとか。こんな、巨木今は、もう台湾にもないのでは。
帰りは、渋谷でタイ料理を満喫して解散しました。