きみまち杉
直径164cm  推定樹齢250年
これ一本で55坪の家を建てることが出来るという。
場所 秋田県二ツ井町 仁鮒水沢スギ植物群落保護林内
アクセス JR二ツ井駅から車で約5分  大館能代空港から車で約45分。
問合せ先 秋田県二ツ井町役場21創造課0185-73-5310
:秋田県
秋田県は杉の産地として名高い。仁鮒水沢スギ植物群落保護林は広さ18ヘクタール。
平均樹齢250年の秋田杉が約3000本も林立している。
巨木を見に行くのにいちばん良いのは、やはりちょっと歩いてそこに巨樹があるという条件のところ。そういうところだと本当うれしくなる。その点ここはハイキングコースになっていて、1時間ほどのハイキングを楽しむことが出来、森の中もすこぶる気持ちがいい。


実は雑誌の取材のついでによったまでで、本当は行く予定はしていなかった。ところがここのハイキングコースの気持良さが格別だったため、一緒に行ったライターの渡辺さんとすっかり気に入ってしまった。


さて、お目当ての「きみまち杉」だがいつのころからか町が日本で一番背の高い杉として、名のりをあげた。58mという高さは、下から見たのでは実はよくわからない。世界で一番背の高いと言われている、カリフォルニア、レッドウッドの113mのものを見に行ったときもそう思ったのだが、下から見たのでは全く実感できない。

ただ、ここのお奨めはやはり森を楽しむことだと思う。足場も決して悪くないし、案内板も整備されていて迷うことも全くない。巨木を見て回る楽しみは何も単木のみを探し求めていくわけではない。こうした森を歩くことも、楽しみの一つだとと思う。
ふと見上げると、日本一背の高い木があなたを見下ろしているというのは、なんか愉快な気がする。




 ちょっと足を伸ばしてハイキング
今回はハイキングコースのお知らせなのでもう一つ。
「きみまち杉」に行ったらちょっと足を伸ばして、青森県の白神山地に行ってみよう。
お奨めは「十二湖」そこは、ブナ林の中に点在する湖、中でも青池はその神秘的な美しさに魅了されてしまう。現地のカメラマンのかたに伺ったところ午後1時ぐらいが撮影するのにいちばん良いとか。
この青池の回りには桂の巨木も何本かあり、みんな湖ばかりを見ているのだが、こちらの方もなかなかだ。
池の回りに何本かあったので、回りを見回してみよう。
以外と巨木が「また、誰か池をみにきてるな」などと思いながらあなたを見ていることだろう。

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